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「天窓から雨漏りしているが原因がわからない」
「天窓の雨漏りを修理する費用相場を知りたい」
天窓を設置している家では、上記のような悩みを抱えている方も多いです。
天窓の雨漏り修理では、雨漏りしている原因を理解して、適切な修理業者を選ぶことができればスムーズにやり取りを進められるでしょう。
この記事では、天窓から雨漏りしている方の悩みを解消します。
具体的には、下記内容を解説します。
・天窓から雨漏りする主な原因
・天窓の雨漏り修理方法や費用相場
・天窓の雨漏り修理で火災保険が適用できるのか
・雨漏りを未然に防ぐおすすめの方法
記事を読んで上記の内容を理解すれば、天窓からの雨漏りを気にせず生活できるでしょう。
目次
天窓から雨漏りする主な原因は経年劣化です。
なかでも天窓から雨漏りする原因として最も多いのが、隙間のゴムパッキンが経年劣化したことによる損傷です。
ゴムパッキンが経年劣化を起こすと、ゴムに穴が開いてしまったり剥がれてしまったりするため、浸水しやすくなります。
ゴムパッキンは常に直射日光の影響を受けており、数年から数十年で劣化してしまうため、定期的に点検して不備がないかどうかを確認しておきましょう。
他の原因としては、天窓自体の破損や、板金部分の破損などが考えられます。
天窓から雨漏りしている原因はゴムパッキン以外にも様々ですが、原因によって修理方法や費用が異なります。
天窓からの雨漏りの修理方法と修理費用の相場は下記の通りです。
・天窓のコーキング修理:2〜10万円程度
・天窓の板金修理:10〜20万円程度
・天窓の交換:20万円以上
修理費用は相場金額のため、修理業者によっては金額が上下する可能性もあります。
天窓から雨漏りしている原因の中で特に多いゴムパッキンの劣化は、約2〜10万円で修理可能です。
天窓のコーキング修理では、ゴムパッキンの劣化によって穴があいた部分の気密性や防水性を高めるために、樹脂(コーキング材)を埋め込むことで穴を塞ぎます。
修理自体も簡単なため、天窓修理の中でも比較的安価で可能です。
ただ、コーキングをしても直射日光による紫外線で劣化してしまうため、定期的な点検を行い、再度雨漏りが発生しないように注意しましょう。
天窓の板金が原因で雨漏りしている場合の修理費用は、約10〜20万円です。
天窓の板金は、雨水を排水するために取り付けられており、板金があることで建物内に浸水しないようになっています。
ただ、落ち葉やゴミなどが板金付近の金具や屋根材に入り込み、排水できないようになると雨漏りする原因となります。
さらに、板金自体が経年劣化すると、ネジが浮いた隙間から雨漏りが発生することも多いです。
そのため、天窓の板金周りの清掃を定期的に行ったり、ネジの緩みも点検したりすることで雨漏りを防止できる可能性が高まるでしょう。
天窓自体が損傷しており雨漏りの原因となっている場合は、20万円以上の修理費用がかかります。
天窓を交換しなければならないパターンとして、下記の例が挙げられます。
・天窓のガラスが割れている
・天窓のサッシや木枠が傷んでいる
・天窓や付近の屋根材が腐食している
上記が原因で修理を依頼する場合は、費用が高額となるため注意しましょう。
費用が高額になる理由は、天窓の交換時には足場を組む必要があるからです。
さらに、一度修理しても数年後には再度修理が必要になる可能性も高いため、天窓を完全に塞ぐのも1つの方法です。
天窓の雨漏り修理では、火災保険が適用される場合もあります。
ただ、天窓の雨漏り修理全てに火災保険が適用されるわけではありません。
天窓の修理で保険が適用されるかどうかは、雨漏りする原因となった事象が何なのかによって異なります。
例えば、雨漏りするようになった直接的な原因が自然災害なら、火災保険が適用される可能性は高いです。
反対に、経年劣化が原因の雨漏りだと判断された場合には、火災保険は適用されません。
火災保険の利用を考えている方は、適用される条件と適用されない条件を契約書を確認して理解しておきましょう。
天窓の修理に火災保険を適用するためには、2つの条件があります。
・火災保険の契約に天窓は含まれているか
・天窓の被害が自然災害によるものだと保険会社から認定を受けているか
上記の中で一方が欠けていると、たとえ実際には自然災害によって天窓が被害を受けたものだとしても火災保険が適用される可能性は低いです。
まず、火災保険の契約内容ですが、一般的に3つの種類があります。
・建物のみ対応
・家財のみ対応
・建物と家財の両方に対応
天窓は建物に含まれるため、家財のみの火災保険に加入している場合は火災保険が適用されません。
また、天窓の被害が自然災害によるものだと調査をしてもらい、「調査報告書」を受け取らないと火災保険の適用外となってしまいます。
以上のように、天窓の雨漏り修理で火災保険を利用するためには様々な条件があるため、被害を受けた時点で保険会社に確認してみることをおすすめします。
経年劣化が原因の雨漏りだと、火災保険は適用されません。
そもそも火災保険は、火災以外にも自然災害によって被害を受けた場合の修理費用などを補填してくれる保険のことです。
火災でも自然災害でもない経年劣化では、天窓から雨漏りしていたとしても、火災保険の対象外となります。
つまり、経年劣化による天窓の雨漏り修理費用は、全額自己負担で修理する必要があるため注意しましょう。
天窓からの雨漏りは、雨漏りが起きてから修理をするのではなく、雨漏りを未然に防ぐことが重要です。
天窓からの雨漏りを防ぐために重要な対策は下記の3つです。
・窓ガラス自体の点検や清掃を定期的に行う
・開閉式の天窓は定期的に動作確認する
・窓枠の周りにカビやシミがないか確認する
上記のような防止策を定期的に取ることで、雨漏りする可能性を下げることができ、高額な修理費用を支払わずに済むかもしれません。
天窓を設置している方は、これから解説する内容を定期的に実践しましょう。
窓ガラス自体のひび割れや汚れなどを点検・清掃することで経年劣化による雨漏りを防げる可能性が高いです。
点検や清掃を行う際には、柔らかい布を使って軽く水拭きする程度で問題ありません。
液体洗剤を大量につけたり強くこすってしまったりすると、天窓を傷めてしまう原因にもなるため注意しましょう。
また、経年劣化はいつか必ず起きてしまうため、定期的な点検・清掃は経年劣化を少しでも遅らせるための方法の1つとして考えておきましょう。
開閉式の天窓は、定期的に動作確認を行いましょう。
長年開閉しないで放っておくと、ゴムパッキンが枠にくっついてしまったり、接続部が傷んでしまい開閉できなくなる恐れがあります。
接続部が傷んでしまうと、天窓を交換することになり高額な修理費用が必要になるため、月1回程度を目安として開閉の点検を行いましょう。
窓枠の周りにカビやシミがないかも、定期的に確認することをおすすめします。
天窓は常に気候の影響を受けているため、時期によっては窓枠の周りにカビやシミが発生することがあります。
カビやシミを放っておくと、建物の壁や材質にも影響を及ぼす恐れがあるため、定期的な確認が必要です。
天窓の雨漏りを修理するなら、複数の業者に見積もりを取った上で、優良業者に修理を依頼しましょう。
「天窓の修理は高額だから自分でやろう」と思っている方もいるかもしれませんが、天窓の修理は高所での作業になるため、専門業者へ依頼することをおすすめします。
また、今回の内容を参考にして天窓の定期的な点検を行い、修理を依頼する際には相場に見合った内容を提示してくれる優良業者を選ぶことが大切です。
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ただし、調査で費用がかかるためにお客様に完全修理を断られた場合は例外となります。
またドローンによる屋根の無料点検にも対応しています。
気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
内野 友和
この記事は私が書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。
20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。