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「屋根の修理業者はどのように選べばいいのだろう?」
「優良業者はどうやって見分けたらいいの?」
屋根が破損して修理を業者に依頼する際、多くの方がこのようなお悩みを抱くのではないでしょうか。
屋根の修理業者を選ぶ際は、失敗しないためのポイントを押さえておくことが大事です。
業者選びを失敗しないためのポイントを押さえておかないと、工事の依頼後にさまざまなトラブルが発生する恐れがあります。
今回は、屋根の修理業者を選ぶ際に押さえておきたい、7つのポイントを紹介していきます。
屋根修理の知識がない方でも、業者選びの際の参考になりますのでぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
屋根の修理業者を選ぶ際のポイントには、以下の7つがあります。
・相見積もりして比較する
・現地調査が丁寧かチェックする
・口コミがよいかチェックする
・施工実績を確認する
・小さな工事でも快く引き受けてくれるか確認する
・施工後の保証が充実しているか確認する
・訪問営業している業者は避ける
上記のポイントを押さえておくと、悪徳業者への依頼を避けやすくなるでしょう。
1つずつ具体的な内容を解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。
屋根の修理業者を選ぶ際は、相見積もりして業者を比較しましょう。
複数社の見積もり内容を比較して、詳細が記載されているか、費用の内訳が省略されていないかなどを確認することが大事です。
なぜなら、工事価格が高すぎたり費用の内訳が曖昧だったりする業者は、悪徳業者の可能性があるためです。
また、価格が大幅に低い場合は、少ない費用の中から利益を得るために業者が手抜き工事をする可能性があります。
相見積もりをすると、屋根修理の相場や詳細を知ることができて、見積もりの際に優良業者かどうか判断がつきやすいです。
見積書の内容でわからないことは調べたり、担当者に聞いたりしてよく確認してください。
価格や工事内容が妥当だと判断できたら、修理を依頼するようにしましょう。
屋根修理の相談をした際、現地調査が丁寧かチェックしましょう。
担当者が現地へやってきた際に、調査が丁寧か、親身になってヒアリングをしてくれるかをチェックします。
丁寧な現地調査の例として、屋根にのぼって下からでは見えない箇所も調査してくれるかという点が挙げられます。
屋根の状態を遠くや下から見て判断するだけでは、破損箇所の正確な状況がわかりません。
また、素人にも屋根の状態についてわかりやすいように説明をしてくれるかどうかも、チェックすべきポイントです。
依頼を検討している業者の口コミがよいか、チェックしましょう。
口コミがよい場合、依頼主を第一に考える、信頼できる業者といえます。
また、口コミをチェックする際は、修理内容だけでなく、契約前後の対応についての評価も確認してください。
たとえば、屋根修理の技術は問題がなくても、対応が悪い業者と評価されていれば、安心して工事を任せられないと思う方も多いでしょう。
工事の質はよくても、対応の悪い業者は質問をしにくかったり、継続して依頼しにくかったりするというデメリットがあります。
反対に、依頼主からの質問や修理後のアフターサービスにも丁寧に対応してくれる業者は、優良業者です。
口コミは、屋根修理に詳しくない方でも、業者を選ぶ際の判断材料になりやすいです。
ぜひ、業者選びの際に活用していきましょう。
安心して屋根修理を任せられる業者かどうか、施工実績を確認しましょう。
これまでどのような工事をしてきたかや、施工実績の数をチェックします。
施工実績をチェックする際は、住宅の築年数や修理前の状況など、自分のケースと類似した施工例があるか確認するようにしましょう。
自分のケースと同じような施工例があれば、安心して修理を依頼できたり、工事価格の目安を確認できたりします。
また、施工実績は依頼主の許可がなければ開示できません。
そのため、施工実績を豊富に開示している業者は、依頼主と良好な関係を築けている優良業者といえます。
小さな工事でも快く引き受けてくれる業者かどうか、確認しましょう。
屋根修理には、さまざまな規模の工事があります。
屋根の部分補修や雨樋の修理などは小さな工事で、工期は1~2日と短いです。
屋根材の交換や全面塗装などの大きな工事は、工期も長く、費用も高くなります。
小さな工事は利益が少ないため、施工内容によっては引き受けない業者が存在します。
反対に、小さな工事でも快く引き受けてくれる業者は、依頼主のことを第一に考えた優良業者です。
小さな工事でも引き受けてくれるかどうかは、口コミや施工実績、問い合わせなどで確認してみましょう。
施工後の保証が充実している業者は、安心して工事を依頼できます。
アフターサービスが充実している業者は、技術力が高い傾向にあります。
施工後のアフターサービスは、基本的に追加で費用を請求することは少ないため、業者の利益にはなりにくいです。
赤字の可能性があるにもかかわらず、アフターサービスが充実しているということは、施工技術に確かな自信がある業者といえます。
中には、施工後の補修を依頼した際に追加で費用を支払わなければならない場合もあります。
しかし、工事内容を詳しく説明してくれたり、できるだけ費用を抑えてくれたりする場合は優良業者です。
特に保証期間が長い業者は信頼できます。
屋根修理を依頼する際は、保証内容とサポート期間をしっかりと確認するようにしましょう。
詐欺やトラブルを未然に防ぐため、訪問営業をしている業者への工事依頼は避けましょう。
訪問営業をしている業者は、詐欺をはたらく可能性があります。
たとえば、住宅の屋根の状態を見て、「劣化がひどい」「はやく修理しないと大変なことになる」などといって強引に工事の契約を促す業者には注意してください。
また、「火災保険を適用すれば修理費用が無料になる」といって契約を迫る営業方法にも注意が必要です。
屋根修理は火災保険を適用して修理できる場合もありますが、断定できるものではありません。
そのため、屋根の状態を見ただけで「火災保険が適用できる」という業者は詐欺をはたらく可能性が高いです。
屋根修理のトラブルを避けるためにも、実店舗できちんと営業している業者に工事を依頼しましょう。
屋根の修理業者を選ぶポイントを理解したところで、次はどのように業者を探したらよいのかについて解説していきます。
屋根の修理業者を探す方法は、主に以下の2つがあります。
・インターネットで検索する
・地元の口コミやつながりから探す
必要に応じて上記の方法を同時に利用して屋根の修理業者を探すことで、優良な業者をみつけやすくなります。
それでは、1つずつ解説していきます。
屋根の修理業者を探すポイント1つ目は、インターネット検索です。
インターネットを活用すれば、時間や場所にとらわれず、すぐに修理業者を探せます。
検索する際は「地域名+屋根修理」や「地域名+雨漏り」など、お住いの地域名と困りごとで検索しましょう。
優良業者かどうか見極めるポイントは、過去の施工実績などの情報が公表されているかどうかを確認してください。
きちんと実績を公表している業者は、修理した成果を数字や写真を通じて確認できるため信頼感があります。
屋根の修理業者を探すポイント2つ目は、地元の口コミや近所のつながりから探すことです。
実際に修理を依頼して満足された方からの紹介であれば、「今回もしっかり修理してもらえるだろう」といった信頼感があります。
修理を依頼した人の話を聞くことができるため、具体的な業者の特徴や経験談を知ることができます。
施工時の写真や見積書を確認させてもらえると、修理の具体的なイメージを持ちやすくなるため安心感があるものです。
悪徳業者に修理を依頼すると、不具合が治らなかったり法外な修理費を請求されたりするなど、トラブルに巻き込まれやすいです。
悪徳業者の特徴は、主に以下の3つがあります。
・工事前に料金の支払いをもとめてくる
・キャンペーン中であることを強くおすすめしてくる
・すぐに契約を迫ってくる
うっかり修理を依頼してしまわないためにも、悪徳業者の特徴を知っておくことをおすすめします。
それでは、1つずつ特徴を解説していきます。
悪質業者の特徴1つ目は、工事前に料金の支払いをもとめてくることです。
屋根の修理費用は工事後に支払うことが一般的です。
業者によっては、着手金として料金の一部を先にもとめる場合もあります。
ただし、工事費用の全額を修理前に請求することはまずありません。
工事前に料金を支払ってしまうと、支払ったとたんに連絡が途絶えたり追加費用を請求されたりする恐れがあります。
正統な理由なしに工事前に料金の支払いをもとめてくる業者への依頼は、避けた方が無難です。
悪質業者の特徴2つ目は、キャンペーン中であることを強くおすすめして契約を迫ってくることです。
「今だけ特別に半額で」
「今日契約してくれたら〇〇円で」
このように、業者によってはキャンペーン中であることを強調して契約を迫るケースがあります。
見込み顧客へ考える時間を与えずに、その場で契約をしてもらうのが目的です。
この場合、仮に割引してくれたとしても、相場より高額である可能性も考えられます。
キャンペーン中であることをちらつかせ契約を迫る業者は、できるかぎり取引を避けることをおすすめします。
悪徳業者の特徴3つ目は、その場ですぐ契約を迫ってくることです。
「すぐに修理しないと雨漏りする」
「屋根が劣化していて危険だ」
このように、不安を煽りながらすぐに契約を迫ってくるケースがあります。
依頼者に寄り添わず不安を煽って修理を迫る場合は、悪徳業者である可能性が高いため、その場で契約しないようにしましょう。
家族や知人に相談したり他の業者に相見積もりをとったりすることをおすすめします。
初めて屋根の修理を依頼するときは、どれくらい費用がかかるのかなど不安も多いと思います。
業者に屋根修理を依頼する際は、以下の2つを知っておくと安心です。
・修理費用
・修理にかかる工期
費用相場を知ることで、高額請求の被害を未然に防ぐことができます。
工期の目安を知ることで、スケジュールを立てやすくなるでしょう。
修理費用の相場と工期の目安を1つずつ解説していきます。
屋根修理の方法は、主に「葺き替え」と「カバー工法」の2つがあります。
葺き替えは、既存の屋根を撤去して新しい屋根材を取り付ける工法です。
葺き替えの費用は、ガルバリウム鋼板を新たに設置する場合150〜250万円が相場となります。
カバー工法は、現状の屋根に防水シートをはさみ軽い屋根材を貼り付ける工法で、費用相場は以下の通りです。
・棟板金の施工 1メートルあたり2,500~6,000円
・屋根の下地補修 1平方メートルあたり2,500~4,000円
・防水シート 一般的なゴムアスルーフィングの場合で1平方メートルあたり500~1,000円
部分的に破損した場合の部分補修の費用相場は、以下の通りです。
・軒先水切り(唐草) 1メートルあたり1,500~3,000円
・ケラバ 1メートルあたり1,500~3,500円
・棟板金 1メートルあたり2,500~6,000円
・雪止め 1メートルあたり1,500~3,500円
・換気棟 1個あたり2万5,000円~5万円
また、屋根の修理では足場を組むこととなるため、上記の修理費用+足場費用がかかります。
足場費用の相場は、10〜30万円ほどです。
費用相場は補修内容により大きく異なる、ということを覚えておきましょう。
正確な見積もりが必要な場合は、修理業者に相談してみることをおすすめします。
修理に必要な工期は、カバー工法であれば5日程度、葺き替えであれば7日程度が目安です。
ただし、工期は以下の要素によって大きく異なります。
・工事内容
・家の大きさ
・構造 など
ほかにも、職人の数や繁忙期など会社の事情によっても異なるものです。
工期が気になる方は、契約前に工事完了する日の目安やスケジュールを確認しておくとよいでしょう。
屋根修理を業者へ依頼するときによくある疑問をまとめました。
よくある疑問は以下の5つです。
・DIYより修理業者に依頼すべき?
・雨漏り発生時の応急処置は?
・火災保険はおりる?
・相見積もりは何社がおすすめ?
・飛び込み営業の修理業者は怪しい?
多くの人が疑問に思うことを、1つずつ解説していきます。
屋根の修理は専門の業者へ依頼するのがおすすめです。
DIYなら修理費用を安く済ませることが可能ですが、さまざまリスクを伴うためおすすめはできません。
DIYによる屋根修理で考えられるリスクは、以下の通りです。
・修理中に屋根から落下
・技術が足りず修理しきれない
軽微な修理だからと自分で修理すると、正常な屋根材をも傷つけてしまったり不具合を悪化させてしまったりする恐れがあります。
また、屋根から落下する危険性も十分に考えられることから、修理は業者へ依頼するのがおすすめです。
雨漏りが発生した場合は、屋根にビニールシートをかぶせたりシーリング材による補修を行ったりして、雨が室内に侵入を防ぎます。
バケツやスポンジなどで室内に侵入した雨漏りを受けて、床が悪くなるのを防ぐことも大切です。
雨漏りを放置すると不具合が家全体に広がる可能性があるため、雨漏りが発生したらできるだけ早めの対処が必要です。
ブルーシートなどで雨の侵入を防げたとしても、一時しのぎにしかなりません。
応急処置をしたうえで、早急に屋根の修理業者に修理依頼をしましょう。
屋根から雨漏りが発生した場合、原因によっては火災保険がおりる場合もあります。
ただし修理費用がおりるのは、台風や雹など自然災害が原因の場合のみなので、火災保険を当てにした修理は避けるべきです。
「火災保険を利用してタダで修理できますよ」と断言する業者は、悪徳業者の可能性があるため注意が必要です。
火災保険がおりるかどうかは保険会社が調査を行い審査するため、屋根の修理業者が判断できるものではありません。
経年劣化による破損などトラブルの原因が自然災害でない場合は、火災保険の対象外となります。
火災保険を強くおすすめする業者や、保険金を当てにした修理は避けるべきです。
相見積もりをとる場合、見積もり先は多くても2社以内に抑えることをおすすめします。
相見積もりで業者を選ぶときに大切なことは、金額だけではなく、担当者の人柄をしっかりと確認することです。
丁寧に仕事をしてくれるかどうか、安心してお任せできるかどうかを業者選びの判断基準にするのがおすすめです。
相見積もりをとると、業者によって提示される金額が違うため、一番安いところに依頼するのがお得だと感じるかもしれません。
しかし、屋根の修理というものは金額だけで善し悪しを判断しにくいものです。
提案される修理内容や見積もりの説明、担当者の人柄などを総合して考えて、この人に任せたいと思う業者を選ぶことをおすすめします。
飛び込みで営業を行っている業者だからといって、100%怪しいとは言い切れません。
実際に、大手企業でも飛び込み営業をすることがあります。
とはいえ、飛び込みで訪問してくる中には悪徳業者もいるものです。
下記の特徴がある業者には注意したほうがよいでしょう。
・キャンペーンを口実にその場で契約を迫る
・代金の前払いを迫る
・火災保険が適用できると断言してくる
このような特徴がある業者が訪問してきた場合は、ハッキリとその場でお断りするのがおすすめです。
屋根の修理は、信頼できる業者に依頼するのがベストです。
悪徳業者に依頼すると、屋根の修理から思いもよらないトラブルにつながる可能性もあります。
しかし、屋根修理に詳しくない場合、信頼できる業者かどうか判断するのは難しいでしょう。
ぜひ今回の記事を参考にして、優良業者を選んで屋根修理を依頼しましょう。
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内野 友和
この記事は私が書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。
20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。