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「天窓から雨漏りは発生しやすいのか知りたい」
「天窓から雨漏りが発生した場合、どうすれば良いか知りたい」
このようにお悩みの方もいるのではないでしょうか。
天窓は屋根との接合部が劣化し、そこから雨漏りが発生するリスクがあります。
外気との寒暖差などにより結露が発生し、水が落ちてくることも考えられます。
本記事では、以下の内容について解説しております。
・天窓から雨漏りが発生する原因
・天窓の修理費用の相場
・天窓の修理で注意すべきポイント
天窓からの雨漏りにお悩みの方は、ぜひ最後までチェックしてください。
目次
天窓から雨漏りが発生する可能性はあります。
天窓から雨漏りが発生する原因としては、天窓の経年劣化や結露といった理由が考えられます。
もし雨漏りが発生した場合は、吸水シートやバケツで雨水を受けるなど応急処置をしつつ、修理業者に相談しましょう。
天窓から雨漏りが発生する原因は、以下の3つです。
・天窓の経年劣化
・天窓周辺の詰まり
・天窓周辺の結露
経年劣化や屋根のトラブルといった要因だけでなく、天窓の結露が原因で雨漏りが発生することもあります。
天窓および周辺部位の経年劣化によって、雨漏りが発生することがあります。
経年劣化によって雨漏りが発生しやすい部位としては、以下のようなところが挙げられます。
・ゴムパッキン
・エプロン
・コーキング など
ゴムパッキンとは、気体や液体が漏れたり浸入したりしないよう、屋根材の継ぎ目に使用されるゴム部材のことです。
エプロンとは、天窓の軒先側や瓦、セメント屋根などに使用される屋根材です。
劣化すると、雨漏りの発生につながる可能性があります。
コーキングとは、天窓のガラス周りの隙間を塞ぐために使用される充填剤のことです。
コーキングが劣化すると、ひび割れが発生したり隙間が空いたりするため、雨漏りの原因となります。
天窓周辺にゴミが溜まり、雨漏りの原因となる可能性があります。
窓の上に落ち葉などが溜まると、屋根の水がはけにくくなり、雨漏りにつながりやすくなります。
天窓は外気との寒暖差により、結露が発生しやすい場所です。
結露が発生すると、天窓から水滴が落ちやすいです。
除湿機を活用したり部屋をこまめに換気したりするなど、対策をしましょう。
天窓の修理費用の相場は、以下の通りです。
・パッキンの交換+コーキングで補修：2〜10万円
・防水シートの交換：7〜15万円
・天窓ごと交換する場合：16〜26万円
上記の金額はあくまで目安です。
正確な費用を見積もるなら、修理業者に相談してみましょう。
また築10年未満の住宅なら「住宅瑕疵担保責任保険」の保障期限内です。
施工費用の負担が発生しない可能性があるため、ハウスメーカーへ問い合わせてみましょう。
築10年以上の場合は、修理業者への相談がおすすめです。
天窓の雨漏り修理で気を付けるべきポイントは、以下の2つです。
・火災保険が適用できないこともある
・個人の応急処置はおすすめできない
火災保険は、保険金を申請しても支給されない可能性があります。
火災保険をあてにした屋根の修理には、注意が必要です。
火災保険を当てにした天窓修理は、おすすめできません。
自然災害によって天窓から雨漏りが発生するなど、理由によっては火災保険がおりる可能性があります。
しかし火災保険は、申請すれば必ず保険金がおりるものではありません。
保険の内容や雨漏りが発生した時期など、様々な原因によって保険金がおりないケースもあります。
「保険金が必ずおりる」と強く勧誘する修理業者には、十分注意しましょう。
天窓の不具合を確実に修理するなら、修理業者への相談をおすすめします。
バケツや給水シートを活用した応急処置は、雨漏りの原因を改善できていません。
また個人による屋根の修理は、雨漏りの原因が改善されないだけでなく、高所作業になるため危険です。
天窓を修理するなら、修理業者への相談をおすすめします。
次は安心して修理を任せられる、信頼感のある修理業者の選び方をご紹介します。
「どのような修理業者に天窓のトラブルを相談すべきか、選び方を知りたい」
「屋根の修理業者ってどこも同じではないのか？」
このように考えている方もいるのではないでしょうか。
屋根の修理を請け負っている業者の中には、いわゆる悪徳業者も存在します。
悪徳業者と関わると、法外な修理費用を請求されたり屋根のトラブルが改善されなかったりと、面倒です。
以下では、信頼性のある天窓の修理業者の選び方を紹介します。
・建築業許可を持っているか
・リフォームパートナー協議会に加盟しているか
・地域で長く営業している業者か
・自社職人がいるか
・国家資格を取得しているか
各ポイントについて、詳しく解説します。
建築業許可とは、建設工事の完成を請け負う業者が得るべき許可のことです。
建築業許可を得ている修理業者の方が、そうでない修理業者と比較して安心感があります。
建築業許可を得た業者は、国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」から確認できます。
リフォームパートナー協議会に加盟している業者は、お客様対応や分かりやすい見積もりなど、各種講習を受けています。
修理業者を選ぶ際には、リフォームパートナー協議会に加盟しているかどうかもポイントとして挙げられます。
加盟している企業は、リフォームパートナー協議会の公式ページから確認可能です。
長く営業を続けている修理業者は、仕事を着実にこなしてきた実績が伺えます。
また地元地域の修理業者であれば、屋根のトラブルが発生したときにすぐ駆けつけてもらいやすいです。
天窓の雨漏り修理を頼むなら、地元地域で長年営業している修理業者から探してみるのもおすすめです。
自社職人がいる修理業者は、工程の融通を比較的利かせやすいです。
「できるだけ柔軟な対応をしてもらえる修理業者に依頼したい」と考えている方は、自社職人を雇用しているところをおすすめします。
国家資格を取得している修理業者は、取得していないところと比較して安心感があります。
・建築板金技能士
・かわらぶき技能士
・建築士
・施工管理技士
このような国家資格を取得している業者に、天窓の雨漏り修理を相談するのがおすすめです。
じもと屋根修理では、建築板金技能士・施工管理技士の資格を取得しております。
本記事では天窓の雨漏りについて、以下の内容を解説しました。
・天窓から雨漏りが発生する原因
・天窓の修理費用の相場
・天窓の雨漏り修理の注意ポイント
・信頼性のある修理業者の選び方
経年劣化や屋根のトラブルといった要因から、天窓の雨漏りリスクはあります。
天窓のメンテナンスや修理は、個人で対応するのは難しく危険なものです。
天窓や屋根の不具合に気付いたら、修理業者に相談することをおすすめします。
じもと屋根修理は、東京近辺で屋根のリフォーム・メンテナンスを行っている会社です。
東京都東村山市を中心とした一部地域では、ドローンによる屋根の無料点検も実施中です。
天窓からの雨漏りなど屋根のトラブルでお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
また天窓についてより詳しく知りたい方は、以下記事をご一読ください。
天窓（トップライト）とは？メリット・デメリットや雨漏りについて解説
内野 友和
この記事は私が書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。
20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。
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