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「車庫の屋根は自分で修理できる?」
「カーポートやガレージの屋根修理について正確な情報を知りたい」
車庫の屋根に不具合が起きた際に、こうした疑問をお持ちになる方も多いでしょう。
「カーポート」とは、柱と屋根で構成された駐車スペースのことです。
「ガレージ」は、屋根のほかに3方向以上を壁で覆った駐車スペースを指します。
修理は自分で行うか、業者に依頼するか迷う人もいるのではないでしょうか。
正しい知識と適切な施工が行えればDIYも可能です。
今回は、車庫の屋根修理に関する以下の4つの情報を解説します。
・車庫屋根が壊れた際の修理方法と費用相場
・車庫の屋根で起こるトラブル例と対策
・車庫の屋根修理をする場合の注意点
・車庫の屋根修理はDIYできる?
この記事を読んでいただくと、車庫の屋根修理はDIYより専門業者にお願いするほうがよいと納得するでしょう。
目次
車庫の屋根が壊れたら修理費用にいくらかかるでしょうか。
費用は車庫の形状や屋根材の種類によって異なるため、見積もりをとるのがおすすめです。
車庫の屋根に使うポリカーボネート製の屋根材には、波板と平板の2種類があります。
材料費の目安としては、波板は1枚2,000円程度〜、平板であれば1枚10,000円程度〜となるでしょう。
以下に、ポリカーボネート製のカーポートの場合と、ガレージタイプの駐車場の場合の修理費用の目安をまとめています。
亀裂や穴があいている部分が1箇所にまとまっている場合は、数枚の屋根材を取り換えるだけで済むケースがあります。
破損がひどく部分的な修理ができない場合は、交換する方法しかありません。
カーポート屋根全体を交換する場合の費用相場は、20~150万円程度です。
ガレージタイプの修理方法は、屋根のみの修繕か、本体から作り直すかの2パターンです。
ガレージの屋根のみ交換をした場合の費用相場は5〜28万円程度になります。
屋根の破損がひどく、修理が難しいとなれば新しく作り直すことも視野に入れましょう。
ガレージタイプの駐車場を新しくする場合の費用相場は、80~700万円程度かかります。
車庫の屋根はどのような不具合起きやすいのでしょうか。
まずは、以下の4つに当てはまる症状がないか確認します。
・雨漏り
・カビ
・穴があく
・紫外線による劣化
症状によって適切な修理方法は異なります。
それぞれの症状に合わせた対策方法を紹介します。
車庫の屋根に亀裂や穴があいていると雨漏りしてしまい、駐車中の車が濡れる事態に発展します。
雨漏りしていると、屋根としての役目が果たせないため修理が必要でしょう。
亀裂や穴があいている屋根は劣化が進んでいる証拠です。
放置しておくと破損箇所が増える可能性があるため、早急に業者への修理依頼をしましょう。
屋根や柱は、経年劣化の影響でカビが生える場合があります。
カビの生えた屋根や柱は家全体の外観を悪くします。
磨けば落ちる場合もあるため、まずはカビが生えている部分を磨いてみましょう。
カビがきれいに取れない場合は、業者に洗浄依頼するのもひとつの手段です。
車庫の屋根に穴があくのは、飛石やヒョウなどの外的要因であることが多いです。
また、雨漏りしても問題ない位置に穴があいていたとしても、屋根自体は劣化している恐れがあります。
穴が大きくならないうちに修理を検討しましょう。
車庫の屋根は四六時中、外気にさらされているため、紫外線の影響を受けやすいです。
紫外線による屋根の色褪せや、経年劣化は避けられません。
劣化した屋根材は交換や塗装をして快適に使える状態に整えましょう。
車庫の屋根修理をする場合は、以下の2つの注意点を押さえておきましょう。
・修理スペースを確保する
・事前に見積もりをとる
それぞれの内容を解説します。
車庫の屋根材は長さもあり大きいため、作業するスペースの確保が必要です。
業者が作業するスペースがないと、スムーズな修理が難しい場合もあるでしょう。
無理に作業を続行すると、屋根材の破片が飛散して通行人や業者がケガをする危険性もあります。
十分なスペースを確保できない場合は、少し離れた場所で通行の妨げにならないよう配慮しながら搬入や加工を行います。
工事中は近隣に迷惑がかかることがあるので、事前に挨拶をしておくのがよいでしょう。
口頭のみで打ち合わせを行い契約すると、トラブルが起きる可能性もあります。
トラブルを防ぐために、事前に見積もりをしてもらい詳細を確認しましょう。
また、打ち合わせ内容は書面に残すようにお願いして、やりとりの履歴を残しておくのもおすすめです。
見積もりは1社のみだと比較できないため、2社から相見積もりをとっても問題ありません。
適正金額を見極めつつ、誠実に対応をしてくれた業者を選びましょう。
車庫の屋根修理はDIYでも可能です。
ただし、ある程度の工具を揃える必要があるため、初期費用がかかります。
DIYになると材料の運搬や廃材の処理も自分で行わなければなりません。
また高所での作業が伴うため、転落しないよう注意する必要があります。
慣れない高所での作業は仕上がりに満足できないことも多いでしょう。
基本的には、屋根板金の専門業者に頼むことをおすすめします。
車庫の屋根修理は、屋根の専門業者やリフォーム業者、家を建てた工務店などに頼むとよいでしょう。
リフォーム業者には各社の得意分野があります。
車庫の屋根に対応しているかは、事前に確認しておくのがおすすめです。
知見があったとしても実績が少ないケースもあるため、手馴れていない可能性もあります。
一番安心して施工を任せられるのが屋根の専門業者です。
車庫の屋根修理を依頼する際は、インターネットで適切な業者を探すとよいでしょう。
車庫の屋根修理を頼む際、どのように業者を選べば安心できるのでしょうか。
以下の3つのコツを押さえれば、失敗しない業者選びができます。
・ファーストインプレッションで決める
・家からの距離で決める
・レスポンスの早さで決める
それぞれの内容をお伝えします。
業者を決める際は、最初の問い合わせで好感触が得られるかチェックしましょう。
対面の時も言葉遣いや表情を見て、気持ちよく関係性が築けるか想定することをおすすめします。
積極的に質問を聞いてくれたり、答えてくれたりしてくれる業者は信頼できます。
複数社を比較した際に、価格やサービス、経験実績も変わらないような場合は自分の直感を信じてください。
屋根修理の契約後も、打ち合わせが必要な場合があります。
店舗に出向くこともあるため、自宅から負担なく行ける場所にある業者が望ましいでしょう。
また、自宅付近の業者であれば、施工後の屋根にトラブルが起きた際でもすぐに駆けつけてもらえるメリットもあります。
長期的な付き合いになることも見越して業者を選びましょう。
電話やメールでのレスポンスが早い業者は仕事ができる傾向があります。
レスポンスの早さは誠実性や信頼性につながる要素です。
報連相をして顧客を不安にさせない努力をしているかも、業者選びの見極めポイントです。
車庫の屋根修理が必要な状態で放置すると、部品が落ちて車にダメージを与えるリスクがあります。
車庫の屋根の修理が必要になったら、早めに専門業者に連絡して対応してもらうのが得策です。
業者選びのポイントも参考にして、自分に合う施工会社を選んでください。
修理費用は、車庫の大きさや現状で大きく異なるため、まずは見積りをお願いするところから始めるとよいでしょう。
屋根修理業者を選ぶ場合は屋根の修理業者を選ぶ7つのポイント!失敗しない選び方を知ろうを読めば失敗を避けやすくなります。
ぜひチェックしてみてください。
なお、じもと屋根修理では地元の一部地域を対象に、ドローンを活用した屋根点検を無料で実施しています。
お近くにお住まいの方でご興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
内野 友和
この記事は私が書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。
20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。