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「換気口から雨漏りは発生するのか知りたい」
「雨漏りの原因や調べ方を知りたい」
このような悩みを抱えている方に向けて、本記事では以下の内容をご紹介します。
・換気口から雨漏りが発生する可能性
・換気口から雨漏りが発生する原因
・換気口からの雨漏りを防ぐ方法
外壁の劣化や強風・台風の影響によって、換気口から雨漏りが発生する可能性はあります。
雨漏りが発生すると、部屋の湿度が高くなったりカビが発生しやすくなったりします。
換気口からの雨漏り対策は、カバーを設置したり異常が発生していないか定期的に目視でチェックしたりといったことが可能です。
換気口からの雨漏りについて、発生原因や対処法を知りたい方は、ぜひご一読ください。
目次
換気口および周辺部分のトラブルにより、雨漏りが発生する可能性はあります。
換気口とは、壁や天井に取り付ける、室内の空気を入れ換える通気口のことです。
外と繋がっている穴のため、換気口に雨風が吹き込むなど、構造的に雨が浸入する可能性はあります。
換気口からの雨漏りを放置すると、以下のようなトラブルの原因となるものです。
・シミやカビの発生
・木材の腐食や金属部分のサビ
これらのトラブルを放置すると、住環境の悪化だけでなく建物の寿命を縮めることにも繋がります。
一方、雨漏りが発生するからと換気口を塞ぐと、室内の換気がうまくできません。
換気口を塞いでしまうと、かえって部屋の湿度が上がったりシックハウス症候群を引き起こしたりします。
もし換気口から雨漏りが発生しているなら、修理業者への相談をおすすめします。
ここからは、換気口から雨漏りが発生する5つの原因についてご紹介します。
・外壁の劣化
・コーキングの劣化
・カバー(ベントキャップ)の劣化
・台風や強風による逆流
・ダクト内の勾配不良
外壁やコーキング、カバーの経年劣化によって、雨漏りが発生する可能性があります。
非常にまれなケースではありますが、ダクト内部が部屋側に傾いており、雨水が逆流している可能性も考えられます。
各原因について、詳しく見てみましょう。
換気口まわりの外壁劣化が原因で、換気口から雨漏りが発生します。
外壁が劣化するとひび割れが発生し、そこから雨水が浸入し、換気口のダクトなどから雨水が室内に浸入するものです。
外壁のひび割れは、経年劣化や地震などが原因で発生します。
換気口まわりのひび割れを発見したら、修理業者への相談がおすすめです。
コーキングとは、構造物の隙間を埋めるときに使用される、粘着性の充填剤のことです。
換気口と外壁の結合部分に使われているコーキングが割れると、そこから雨水が入り込み、雨漏りに繋がります。
コーキングの寿命は5~10年と言われており、経年劣化によって割れが深くなります。
コーキングの割れを確認したら、早めに修理しましょう。
修理方法は、自分で修理する方法と専門業者に依頼する方法の2つがあります。
自分での修理は、業者へ頼む場合と比べて安価です。
ただし雨漏りの発生箇所を正確に見極めるのは、個人では難しいものです。
確実に雨漏りを修理するなら、専門業者への依頼をおすすめします。
カバー(ベントキャップ)とは、外壁側の換気口に取り付ける蓋のことです。
カバーを取り付けることで、雨水や虫の浸入を防ぎやすくなります。
ただし樹脂製カバーの場合、経年劣化により割れてしまい、そこから雨水が浸入する可能性があります。
カバーの破損を確認した場合は、付け替えを検討してみてはいかがでしょうか。
台風や強風の日に雨が降っていると、換気口の中で雨水が逆流し、雨漏りが発生することがあります。
カバーをつけていても、風が強いと水が逆流する可能性があります。
風が強くて雨が降っている日は、換気口から雨漏りに注意が必要です。
浸入した雨水は、雑巾で拭いたりバケツで雨水を受けたりして対処しましょう。
換気口から雨漏りの原因には、ダクト内の勾配不良によって、雨水が室内に逆流している可能性も挙げられます。
通常、雨水がダクト内に入っても自然に排出されるよう勾配がついているものです。
しかし古い建物の中にはダクトに勾配がついていなかったり、まれに施工不良によって勾配が室内側についていたりする場合もあります。
ダクト内の勾配不良がある場合は、修理業者へ相談してみましょう。
ここからは、換気口周りの雨漏りを防ぐ方法を3つご紹介します。
・カバーをつける
・目視で定期的にチェックする
・専門業者に調査を依頼する
換気口からの雨漏りは、カバーを取り付けたり定期的に目視チェックしたりすることで防ぐことができます。
もし雨漏りが発生した場合は、個人で修理しようとせず、修理業者への依頼がおすすめです。
どういうことか、詳しく見てみましょう。
強風時の雨漏りを防ぐなら、外側の換気口にカバー(ベントキャップ)の設置をおすすめします。
横風でも換気口に雨水が浸入しにくくなり、雨漏りを防ぎやすくなります。
樹脂製カバーは、経年劣化によるひび割れリスクがあるものです。
新規・取り替えでカバーをつけるなら、耐久性のあるアルミカバーをおすすめします。
カバーの設置・交換は高所作業になりやすいため、施工業者への相談がおすすめです。
換気口周りの雨漏りをチェックする代表的な方法は、目視によるチェックです。
・コーキングにひび割れはないか
・カバーにひび割れはないか
・外壁の状態は問題ないか
コストもかからず、専門的な知識も必要ありません。
換気口周りに異常はないか、定期的にチェックすることが雨漏り防止に繋がります。
もし異常を発見したら、修理業者へ相談してみましょう。
個人で不具合に対処しようとしても、完全に雨漏りの発生原因を解消することは難しいです。
専門業者による、本格的な雨漏りのチェックもおすすめです。
専門業者に依頼すると、目視検査だけでなく、以下のようなチェックも行ってくれるところがあります。
・散水検査
・発光液検査
・赤外線サーモグラフィー検査
散水検査は、雨漏りが疑われる場所に水をかけることで、雨漏りが実際に発生するかどうかを確かめる方法です。
発光液検査は、雨漏りが疑われる箇所に専用の検査液を流し込み、雨漏り箇所を特定する方法です。
赤外線サーモグラフィー検査では、建物の温度差をチェックして、どこに雨水が流れているのか調べることができます。
このように本格的な雨漏りチェックを希望するなら、専門業者へ相談することをおすすめします。
外壁やコーキングの劣化や雨水の逆流といった要因により、換気口から雨漏りが発生する可能性はあります。
雨漏りを予防するには、外壁を定期的に目視でチェックしたり、カバーをつけたりといった方法があります。
もし換気口から雨漏りが発生したり外壁の異常などが確認できたりしたら、専門業者へ修理を依頼しましょう。
東京近辺で換気口からの雨漏りにお悩みの方は、「じもと屋根修理」へご相談ください。
一部地域のみですが、ドローンによる屋根の無料点検も実施しております。
ドローンが撮影した映像を通じて、屋根の状態を直接確認できます。
気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
雨漏りの修理業者を選ぶ場合は雨漏りの修理業者の選び方とは?押さえるべきポイントを5つ紹介!を読めば失敗を避けやすくなります。
ぜひチェックしてみてください。
内野 友和
この記事は私が書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。
20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。