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屋根コラム

スレート屋根のカバー工法の費用相場や施工の際の注意点を解説!

コロニアル(スレート)屋根のきれいな画像1-5

「スレート屋根をカバー工法(重ね葺き)で施工する際にかかる費用相場はいくら?」
「施工する際の注意点を知りたい」

スレート屋根をカバー工法で施工しようとお考えの場合、このような疑問やお悩みを持つ方もいらっしゃるでしょう。
今回は、スレート屋根をカバー工法(重ね葺き)で施工する際に知っておきたい、以下のような情報をわかりやすく説明していきます。

・スレート屋根とはどんな屋根材
・カバー工法での費用相場
・葺き替えを選ぶべき事例
・施工の際の注意点
・依頼する業者の選び方

記事を読んでいただければ、施工時のトラブルや無駄な工事費用の出費を避けやすくなるでしょう。

 

スレート屋根とは

コロニアル(スレート)屋根のきれいな画像1-3

スレート屋根とは、日本の一軒家や工場など、多くの建物で使用されている人気の高い建材です。
素材は、セメントを主成分として作られており、「コロニアル」や「カラーベスト」とも呼ばれています。

耐用年数は20~25年ほどで、価格も比較的低めです。
重さが瓦屋根のおよそ半分以下であるため、耐震性にも優れている屋根材です。

しかし、割れやすく、コケやカビも生えやすいというデメリットがあります。
そのため、塗装や補修による定期的なメンテナンスが欠かせないです。

 

カバー工法の耐用年数

スレート屋根のカバー工法で使用される屋根材といえば、ガルバリウム鋼板です。

ガルバリウム鋼板は合金でメッキされた薄い鉄の板で、軽量で扱いやすく耐久性もあります。

カバー工法は既存屋根の上に新しい屋根材をのせるので重くなりやすいため、軽量のガルバリウム鋼板がよく使用されるのです。

また、既存の屋根の形状に合わせるときの扱いやすさも選ばれる理由となっています。

ガルバリウム鋼板の耐用年数は20〜25年、メンテナンスの頻度は10年に1度というのが目安となっています。

 

カバー工法で使用できる屋根材

カバー工法で新しく設置できる屋根材は、ガルバリウム鋼板のように軽くて扱いやすい金属屋根です。

軽い屋根材としては他にアスファルトシングルがありますが、耐用年数が短いのでおすすめできません。

セメントを薄い板に加工したスレート屋根は壊れやすいので、新たにカバー工法で屋根材を設置するには不向きです。

一般的にカバー工法とは、スレート屋根をガルバリウム鋼板でカバーすることを指しています。

このように認識されている理由は2つあります。

まず1つに、日本でシェア6割を誇るスレート屋根は、カバー工法がしやすい屋根であることが挙げられます。

2つ目に、瓦棒屋根などの古い屋根は下地が悪くなっていることが多いので、カバー工法よりも葺き替えが必要になることが多いからです。

瓦棒屋根は緩勾配屋根が多いので、雨水が停滞しやすく下地の劣化が比較的多い屋根とされています。

 

スレート屋根でカバー工法を行うメリット・デメリット

カバー工法と分かる画像(直張り)32
屋根のリフォームを考えるとき、葺き替えとカバー工法のどちらがいいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

カバー工法を行うメリット・デメリットを理解しておくと、どちらが自宅の屋根に合う工法なのか判断しやすくなります。

カバー工法のメリット・デメリットについて詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

メリット

カバー工法は既存の屋根に新しい金属屋根を重ねて張る工法なので、既存屋根の撤去処分が必要ありません。

既存の屋根の撤去処分がないので処分費用がかからず、工事にかかる日数も短縮できるため、施工にかかる手間を抑えることができます。

既存屋根の撤去まで行う葺き替えに比べると、安価な費用で屋根全体の工事ができるのです。

カバー工法は、屋根が二重になり厚みが増すことから遮音性や遮熱性がアップします。

新しい屋根材に断熱材と一体化したものを選んだり遮熱塗料を塗ったりすれば、さらに遮音性・遮熱性のアップが可能です。

カバー工法は既存の屋根を廃材としませんから、廃材処理のためにエネルギーを消費することなく、環境に優しい工法でもあります。

 

デメリット

カバー工法を行うと、太陽光発電の設置が困難になることがあります。

太陽光発電のパネル設置は、屋根材に穴を開けてアンカーで固定する方法が多いです。

カバー工法で二重になった屋根ではアンカーが抜けやすくなり、太陽光パネルが滑落する恐れがあります。

建造物の耐震性は、建築時に柱や土台の強度を計算し設計されています。

カバー工法で屋根の重量が増すことによって、耐震性が弱くなる可能性があります。

瓦屋根にはカバー工法を行えないのも、デメリットの一つです。

瓦屋根は厚みがあり平坦ではないため、フラットな金属屋根を使うカバー工法では施工できないのです。

無理に瓦屋根にカバー工法で施工すると、雨漏りや剥がれの原因となります。

また既存の屋根がアスベストを含んでいる場合、工事の際に飛散のリスクがあるため十分な対策を施すことが必要です。

 

スレート屋根をカバー工法で施工する際の注意点

カバー工法10-2

スレート屋根をカバー工法で施工する際は、住宅の耐震性に注意する必要があります。
カバー工法を行う場合、屋根の重さがおよそ倍になるため、耐震性が低くなってしまうのです。

耐震性が低いと、地震の揺れの影響を受けやすくなり、住宅が倒壊するリスクが増してしまいます。
カバー工法を検討する際は、耐震性の低い住宅への施工に注意しておきましょう。

特に、「旧耐震基準」で建てられた住宅の場合は、カバー工法を検討する際に耐震性に問題がないか診断を受けるようにしましょう。

 

スレート屋根で葺き替えを選ぶべきケース

屋根修理14

既存の屋根の状態によっては、カバー工法が施工できないケースがあります。
下地が傷んでいたり、屋根の勾配が少なかったりする場合は、葺き替えでの修理を選びましょう。

以下で、葺き替えを選ぶべきケースを詳しく解説していきます。

 

下地が傷んでいる

屋根の下地が傷んでいる場合は、補修が必要となるので葺き替えを選ぶケースが多いです。
下地が傷んでいる状態では、ビスや釘で十分に固定できないため、いずれ屋根材が飛ばされてしまう恐れがあるためです。

屋根材が飛ばされれば、工事のやり直しが必要となり、費用がさらにかかってしまうでしょう。
また、飛んだ屋根材で事故が起きる可能性もあります。

屋根工事を依頼する際は、下地もよく点検してもらいましょう。

 

屋根の勾配が少ない

屋根の勾配が少ない場合は、カバー工法を行うと雨漏りの原因になります。
勾配が少ない屋根にカバー工法を施工すると、屋根材の厚みが増してさらにフラットな状態になるためです。

フラットな状態の屋根では、雨が降ると排水がうまくできず、雨漏りする可能性があります。
業者の知識不足で、勾配の緩やかな屋根に間違えて施工されるケースも発生しています。

カバー工法は、屋根に一定以上の勾配が必要であることを頭に入れておきましょう。

 

瓦屋根の場合

瓦屋根には、カバー工法が行えないので注意しましょう。

カバー工法で設置する屋根材を固定するとき、瓦は高さがあり野地板に固定できないため施工できません。

カバー工法で新しく設置できる屋根材は、ガルバリウム鋼板などの軽くて平坦な金属屋根です。

また瓦屋根は重いため、耐震的にもそれ以上屋根を重くするのが難しいという側面もあります。

もともと瓦屋根は耐久性が優れており、それが傷んでいるのであれば下地の劣化も進んでいるはずです。

瓦屋根をリフォームするなら、カバー工法ではなく葺き替えをおすすめします。

 

スレート屋根のカバー工法にかかる費用の相場

カバー工法3-7

スレート屋根をカバー工法で施工した際にかかる費用相場は、一般的な住宅で80~180万円ほどが目安となっています。
内訳としては、屋根材の価格が1平方メートルあたり5,000~11,000円ほどで、ほかに防水シート代や人件費、足場代などが必要となります。

スレート屋根のカバー工法は、古い屋根の上に防水シートを張って、新しい屋根材を張り付けていく施工方法です。
そのため、下地から屋根全体を取り換える「葺き替え」とは異なり、屋根材の撤去や処分に費用がかからないため、比較的安くすみます。

 

スレート屋根のカバー工法にかかる価格が変動する要因

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スレート屋根のカバー工法にかかる価格は、いくつかの要因によって変動します。

どんな要因でどれくらいの変動があるのかを把握しておけば、事前に工事の予算を組みたいときに便利です。

価格が変動する要因について詳しく紹介します。

 

施工方法や屋根材

カバー工法の施工方法や屋根材などの品質を変えると、価格は変動します。

通常、カバー工法での新しい屋根材の固定は釘留めで十分です。

しかし台風対策として施工する場合は、よりしっかり固定できるビス留めにします。

何を重視した施工方法にするかで、価格は変動するのです。

屋根材や防水シート、下地材を高品質なものにすると価格は高くなりますが、機能性や耐久性を高めるなら必要な場合もあります。

資材や部材の価格は、単価ではわずかな差であっても、屋根全体となると大きな差となります。

品質と価格のバランスを考えることが大切です。

 

家屋や周囲の環境

施工する屋根の面積が多かったり複雑になったりするほど手間がかかるため、価格が変動します。

屋根には切妻屋根や寄棟屋根、複合屋根などパターンがいくつかあります。

たとえば屋根が二面の切妻よりも、屋根の面が多い寄棟や複合は価格が高いです。

寄棟や複合は面積が大きいだけでなく、固定する板金部分も多くなります。

施工する場所と隣家との距離が近かったり境界道路の道幅が狭かったりする場合などは、周囲に配慮するため手間がかかります。

特殊な足場を組んだり、飛散・騒音防止用のネットを張ったりすることが必要です。

また家が三階建ての場合は、足場の組み立てや解体が割高になります。

 

工事を依頼する修理業者

依頼する修理業者によっても価格が大きく変わることがあります。

悪徳業者にひっかかると、工事費用が高いのに品質がかわらない、もしくは手抜き工事にあたる可能性があります。

当初の見積もりが相場より明らかに高すぎる場合はもちろん、安すぎるときも要注意です。

何かと理由をつけて追加費用を請求してくる場合があります。

見積書の内訳が不明確だったり保証期間や保証条件が曖昧だったりする業者も、信頼できないので避けるべきでしょう。

工務店や建設会社、リフォーム会社に依頼する場合は中間マージンが発生します。

屋根修理の専門業者に直接依頼した方がお得になることがあります。

 

スレート屋根のカバー工法はどんな業者に依頼したら安心?

屋根修理3

スレート屋根をカバー工法で施工する際は、施工実績が多い板金業者に依頼しましょう。
施工実績が多いと、どのような施工パターンでも失敗が少なく、安心して任せられます。

特に、同じような工事内容の実績があるかは大切なチェックポイントです。
業者のホームページに写真や動画で事例が載っている場合もあるので、ぜひチェックしてみましょう。

ほかにも、担当者の対応が良いかや、見積書の内容が明瞭であるかも、優良業者を見極める大事なポイントとなります。

 

火災保険を当てにしたスレート屋根の修理はおすすめできない

コロニアル(スレート)屋根のきれいな画像2-2

火災保険を当てにしたスレート屋根の修理はおすすめできません。

火災保険は、発生原因が自然災害のみの適用となるため、経年劣化や施工の不具合では利用できないので注意しましょう。

「火災保険を適用できる」と強く勧誘する業者は要注意です。

火災保険を申請しても、保険会社の調査結果によっては保険金が下りなかったり減額されたりすることは普通にあることです。

保険金がおりない、満額支給されない可能性があるため「事前に聞いていた話と違う」といったトラブルに発展する恐れがあります。

火災保険を適用できるからと工事を勧めてくる業者は、追加費用や高い解約金を請求してくる悪徳業者の可能性があると捉えるべきです。

 

スレート屋根のカバー工法をDIYで行うのはおすすめできない

カバー工法11-12
スレート屋根のカバー工法をDIYで行うと修理費用を抑えることができます。

ただし、以下のようなリスクがあるためDIYはおすすめできません。

・落下してケガを負う
・DIY中に屋根材を破損させてしまう
・不具合箇所を修理しきれない

屋根に関する工事は高所での作業のため、落下事故のリスクが大きく危険です。

また、不慣れな作業のために工事に不備が発生して、手直しが必要になるケースも考えられます。

スレート屋根のカバー工法は、安心して任せられる業者に依頼するのがおすすめです。

 

スレート屋根のカバー工法は技術力の高い板金業者に依頼しよう

表彰2

スレート屋根でカバー工法を行うと、費用を抑えながらも屋根の耐久性を向上させて、見た目を一新できます。
しかし、施工する際には住宅の耐震性に注意が必要で、知識不足の業者に任せると失敗するリスクも高くなってしまうでしょう。

また、以下の動画ではスレート屋根をカバー工法する場合のメリットや手順をご紹介しています。参考にしてみてください。


失敗を避けるためにも、スレート屋根をカバー工法で施工する際は、技術力の高い板金業者に依頼しましょう。

屋根修理業者を選ぶ場合は屋根の修理業者を選ぶ7つのポイント!失敗しない選び方を知ろうを読めば失敗を避けやすくなります。
ぜひチェックしてみてください。

なお「じもと屋根修理」ではドローンで屋根の点検ができます。直接屋根の状態を確認できるので興味がある方はぜひお問い合わせください。

内野 友和

この記事は私が書いています。

1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。

20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。

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