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屋根コラム

火災保険で屋根の修理はできる?保険の申請手順と注意点を紹介

内野 友和

この記事は私が書いています。

1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。

25年以上、約10000件の現場経験で培った技術と知識をもとに、屋根・雨樋・板金・外壁工事に携わる。
建築家・隈研吾氏が関わるカフェ「和國商店」のプロデュース(グッドデザイン賞等受賞)、海外での活動なども行う。
また、全国の屋根屋50社以上と共にボランティア活動を行い、屋根の展示イベント「屋根展」を主宰している。

トタン・瓦棒屋根2

「屋根修理に火災保険は利用できる?」
「屋根修理に火災保険を利用する際の注意点を知りたい」

屋根修理を検討する際に、費用を抑えるために火災保険が利用できるのか知りたい方は多いでしょう。
結論としては、状況によって修理費用の一部を保険金で補える可能性があります。
しかし、注意しておかなければ火災保険を使った犯罪に巻き込まれる場合があるのです。
そこで、この記事では屋根修理に火災保険を利用するにあたり知っておきたい、以下の3つの情報を解説します。

・火災保険が適応されやすい条件
・申請方法の流れ
・火災保険を利用する際の注意点

特に、はじめて火災保険を利用される方は、この記事を参考にするとトラブルを避けやすくなるでしょう。

 

屋根修理は火災保険を利用できる?

火災保険

屋根修理に火災保険が利用できるかは、被害箇所の状況や補償内容などによって異なります。
屋根修理の際に火災保険が適用される場合とされにくいケースを、以下でそれぞれ詳しく解説していきます。
火災保険が屋根修理に利用できるのかお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。

 

火災保険が適用されやすいケース

工事費用が建材費や足場の設置代などを含めて20万円以上を超えている場合は、火災保険が適用されやすいです。
しかし、屋根修理の理由が規定の自然災害による破損であることが火災保険の適用条件となります。
規定の自然災害とは、以下のような場合です。

・風災
・雪災
・雹(ひょう)災

風災の場合は、1秒あたりの最大瞬間風速が20メートル以上なければ補償対象とならないので注意しておきましょう。
風災や雪災などによって屋根が被害を被った場合、火災保険で修理できる場合があります。

例えば、台風によって屋根が半壊して、葺き替え工事が必要となった場合は火災保険が適用されやすいでしょう。
ただし、火災保険の申請ができるのは被害を受けてから3年以内なので、屋根修理をする際は早めに保険会社に連絡しましょう。

 

火災保険が適用されにくいケース

経年劣化や故意による屋根の破損は、火災保険の適用外になります。
経年劣化に関しては、普段から建物の状態を把握しておかないと判断が難しいでしょう。
そのため、破損の原因を専門業者に調べてもらう必要があります。
同様に、屋根のグレードアップやカバー工法も適用されません。
あくまで、火災保険の適用は自然災害による被害に限られます。

 

屋根修理に火災保険を申請する際の流れ

業者7

火災保険を申請する際は、以下のようなステップを踏みます。

1.業者に必要書類の作成を依頼する
2.保険会社に連絡をする
3.申請書を受け取る
4.必要事項を記入する
5.申請書を返送する
6.現地調査に来てもらう
7.審査を受ける
8.保険適用の可否が決まる

まず業者に依頼する理由は、保険申請に利用する被害箇所の写真撮影や見積書を作成してもらうためです。
また、自然災害によって屋根が破損した場合は、火災保険を申請する方が増えます。
そのため、手続きや審査に時間がかかってしまう場合もあります。
屋根が自然災害によって被害に遭った際は、早めに申請手続きをしましょう。

 

火災保険を悪用した詐欺に注意

業者 悪徳

火災保険で修理費用が全額無料になると言って契約を迫ってくる業者には、注意してください。
正確な保険金額は申請手続きを踏んでからわかるので、先に契約はしないようにしましょう。
保険金がおりなかったため依頼をキャンセルしようとしたら、多額の解約金を請求されたという事例もあります。

火災保険の適用の可否は保険会社によって決まります。
そのため、申請の結果が出る前から「必ず保険金で修理できます」というように断言する業者は危険なので依頼は避けましょう。

 

火災保険を使って屋根修理を行う際は、優良業者に依頼しよう

屋根修理4

火災保険を使って屋根修理をする場合は、悪徳業者の詐欺に巻き込まれないように注意してください。
屋根修理に火災保険が適応されても、請求する保険金が満額おりるとは限りません。
必ず支給される保険金額を確認してから、業者と契約しましょう。

また、屋根修理を成功させるためには、質のいい工事をしてくれる業者かを見極める必要があります。
そのため、複数社に相談をしてから信頼できる優良業者に依頼しましょう。

屋根修理業者を選ぶ場合は屋根の修理業者を選ぶ7つのポイント!失敗しない選び方を知ろうを読めば失敗を避けやすくなります。
ぜひチェックしてみてください。

なお「じもと屋根修理」ではドローンで無料の屋根点検ができます。モニター越しに屋根の状態を直接確認できるので、屋根の状態が気になる方はぜひお問い合わせください。

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