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内野 友和
この記事は私が書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。
20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。

屋根修理の相談を受けると、東京では特に「金額の差が大きくて不安です」と言われることが多いです。
実際、同じ“棟板金交換”でも、業者によって見積もりが5万〜15万円までバラバラ。
初めての方からすると、何を基準に選んでいいのか分かりませんよね。
僕自身、この仕事を20年以上続けてきて、東京の屋根をたくさん見てきました。
その中で気づいたのは、
「価格そのもの」よりも「価格の理由」が大事
ということです。
この記事では、
・2025年度版の東京での屋根修理相場
・見積もりで本当にチェックすべきポイント
・安さだけで選んで失敗した実例
・現役職人としてのアドバイス
をまとめました。
東京で屋根修理を検討されている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
目次

まず知っていただきたいのは、屋根修理の金額に“正解はひとつではない”ということです。
住宅の築年数がバラバラで、形状も異なります。
また、スレート屋根・瓦屋根・金属屋根と屋根材の種類も豊富。
同じ工事内容でも、屋根材や劣化状況や現場の環境によって作業手間が全く違います。
さらに、
・自社職人が施工する会社
・すべて外注に出す会社
・営業会社だけで工事は別会社…
こうした体制によって、同じ作業でも価格差が大きくなります。
つまり、相場が“乱れて見える”のは当然なんです。
だからこそ、相場の数字そのものよりも、内容を理解するのが大切になります。
屋根の修理と聞くと、
「いくらぐらいするの?」「どのくらいが普通なの?」
と気になる方が多いと思います。
実際、相談の中で、
“どれが高くて、どれが安いのかが分からない”
という声は本当に多いです。
なので、ここでは専門用語をできるだけ使わず、
“こういう時はこのくらい”という 生活者目線の相場 をお伝えします。

相場:2万〜5万円
例:スレート屋根の割れ1〜2枚、金属屋根の小さな浮きなど
→ 大掛かりにはならない“軽めのトラブル”。

相場:3万〜10万円
例:一部のコーキング補修、板金の付け直し
→ すぐに止められる軽い雨漏り。

相場:10万〜50万円
例:屋根材を一部はがして原因を探す必要がある場合
→ “雨漏りの本当の原因”を見つけるのに時間がかかる。

相場:5万〜15万円
例:棟板金が飛んだ・釘が抜けていた
→ これが意外と多い修理なんです。棟板金の下地は木の下地なので劣化するんです。

相場:100万〜250万円以上(足場代込み)
→ 足場代がかかるため金額は大きいが、
“屋根の寿命を一気に伸ばす”タイプの工事です。もちろんカバー工法と葺き替えだと金額は大きく変動します。
ちなみに、カバー工法は100万〜200万円程度、葺き替えの場合は150万~250万円程度がベースラインだと思ってください。
10万円以内 → 小さめの修理
10万〜50万円→ “雨漏り原因探し”レベル
30万円以上 → 広範囲または屋根の根本修繕
100万〜250万円以上 → 屋根全体リフォーム
ざっくりですが、このくらいの感覚で覚えていただくと、
見積書を見た時に戸惑いません。

相場よりも大切なのが「何を基準に選ぶか」です。
“板金交換 一式” のように、まとめて書かれている場合は注意。
材料の種類・長さ・数量が明記されているかが大事です。
※工事箇所が小量だったり、複雑だったりした場合は「1式」表記することはあります。
工程が3行で終わる見積もりよりも、
“どこから剥がして、どこを直して、どう仕上げるか” を説明できる業者の方が安心。
「保証あります!」だけではNG。
・何年?
・どこまで?
・誰が対応する?
これが明確かどうか。
見積書は、値段を見るためだけのものではありません。
“その会社の誠実さを見る道具”です。

実際のお話です。
「他社の方が安かったので…」と、相見積もりで最安値の業者に頼んだ方がいました。
半年後、その家で雨漏りが再発。
原因は、板金の重ね部分が甘く、コーキングで無理やり塞いでいたことでした。
結局、全部やり直しになり、最初の工事代金より高くなってしまいました。
屋根って、
“直したつもり”で終わらせるか、
“ちゃんと直す”かで数年後が変わります。
安い=悪いではありませんが、
安さには安さの理由があります。
そこを確認せずに選ぶのは、結局高くつくことが多いんです。
屋根修理は、最終的に “誰に頼むか” で結果が変わります。
東京にはたくさんの業者がありますが、実際に現場に出てきた経験から
「ここを見れば失敗しにくい」という4つのポイントをまとめました。
屋根は、工事中も工事後も“見えにくい部分”が多い仕事です。
だからこそ、どんな屋根をどんな方法で直してきたのか、
施工事例をしっかり公開している会社は信用できます。
ウチノ板金では、東京の地域別に施工事例を公開し、
・Before/After
・使用した材料
・修理のポイント
を隠さず載せています。
施工実績を見られるというのは、
その会社が「隠すところがない」という証拠でもあります。
【Before】

既に廃版商品になっているセキスイの「かわらU」でできた屋根を葺き替え
【After】

かわらU撤去後、アイジー工業の「スーパーガルテクト」で仕上げた工事です。高耐久のガルバリウム鋼板は軽量でメンテナンスも20年以上不要です。

屋根修理は、ただ“直す”だけではありません。
・雨が流れる道
・屋根材の重なり
・風を受ける方向
こうした細かい部分を理解していないと、数年後に不具合が出ます。
国家資格(建築板金技能士・かわらぶき技能士)は、
こうした「屋根の仕組みと施工の基礎」を理解している証明です。
資格がある職人が現場に入り、
“見極めと判断” をできる会社のほうが、
長持ちする修理につながります。

点検のときに、屋根を見てもらっても
「何がどう悪いのか分からない」という方は多いです。
だからこそ ドローンで写真や動画を撮影し、
“ここがこうなっているから直す必要がある” と説明してくれる業者 は安心です。
修理前・修理後をしっかり見せてくれる会社は、
施工内容に自信を持っている証拠でもあります。
屋根修理は、工事して終わりではありません。
むしろ“工事してからが本当のスタート”です。
たとえば、
・雨が強かった日
・台風のあと
・数年経ったあと
「念のため見てもらいたいな…」という瞬間が必ず来ます。
そんなときにスッと相談できるかどうかが、
本当の“いい業者かどうか”の分かれ目です。
説明しづらい追加工事を迫ったり、
ちょっとしたことでも料金を取ったりする会社は注意が必要です。
地元の屋根屋は、
“長く付き合える関係を大切にしているかどうか” がすべて。
ここはしっかり見ておくべきポイントです。
屋根修理って、実際に工事が終わるまで “良し悪し” が分かりにくい仕事です。
だからこそ、お客様の声――つまり 第三者のリアルな感想 が何よりの判断材料になります。
僕自身、20年以上この仕事をしてきて思うのは、
「会社が自分で語る良さ」よりも、「お客様が感じた良さ」こそ本物
ということ。
ホームページには綺麗な言葉をいくらでも並べられます。
でもクチコミは、お客様が体験した事実がそのまま書かれます。
その“温度”がいちばん信用できる部分なんです。
ウチノ板金でも、ありがたいことに多くのクチコミをいただいています。
その中の一つをご紹介します。
太陽光パネル点検の際に屋根にヒビが入っている箇所があるとの指摘を受けたのですが、その業者さんの対応に不信感を抱き、地元の業者さんに見積もりをお願いしました。その中で、ウチノ板金さんが一番早く丁寧に対応して下さり、見積もりも一番安く出して頂いたので、工事をお願いしました。 初めは壊れた部分だけの補修を考えていましたが、耐久性を考えて屋根のカバー工法工事をお願いしました。同時にエアコンスリムダクトとカーポートの雨樋の取り付けもお願いしました。 屋根の補修箇所確認の時にドローンで撮影した写真を送って下さり、工事終了時にも工事前後の詳しい写真を送って下さり、自分たちでは確認しにくい箇所も確認することが出来て納得できました。 工事に関する内容など迅速に丁寧にご連絡下さり、工事に来られた方々も誠実な感じで、安心して工事をお任せ出来ました。 また何かあったら、ご相談させて頂きたいと思います。
(林明子様/Googleクチコミより)

屋根の工事は、仕上がると見えなくなってしまう部分が多いです。
だからこそ、
“その会社がお客様からどう見られているか”
が、実は一番の品質保証になります。
・対応の丁寧さ
・説明の分かりやすさ
・工事後のフォロー
・価格の納得感
こうした“数字では伝わらない部分”を、クチコミは全部見せてくれます。
業者選びで迷ったときは、ぜひクチコミを一度チェックしてみてください。
文章の温度感で、その業者の姿勢が見えてきます。

屋根修理は、
“いくらか?” より “誰に頼むか?” が大事な仕事です。
実績が見えるか
資格を持つ職人が対応するか
説明がしっかりしているか
施工後のフォローがあるか
この5つを押さえれば、失敗しません。
僕たちウチノ板金は、
これからも 誠実・丁寧・顔の見える仕事 を続けていきます。
屋根のことで少しでも不安があれば、どうぞ気軽に声をかけてください。