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「雨漏りの修理は、何屋さんに依頼すればいいのかわからない」
「雨漏りの修理は、大手と地元のどちらの業者に依頼すればいいのだろう」
雨漏りの修理を業者に依頼しようと考えたとき、まずはこのようなお悩みをお持ちになるのではないでしょうか。
雨漏りはできるだけ早く修理したい住宅トラブルの1つです。
スムーズに業者に修理を依頼するためにも、何屋さんに連絡するべきか知っておきたいところです。
そこで今回は、雨漏り修理を依頼する業者について、以下の内容を解説していきます。
・雨漏りは何屋さんに依頼するのか?
・雨漏り修理業者を探す方法
・雨漏り修理業者の種類
この記事を読んでいただければ、雨漏り修理の依頼に適した業者はどこか、どのように探せばいいかなどの情報を得られます。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
雨漏りを直す専門業者は、屋根工事を行う板金屋です。
雨漏りは屋根から雨水が浸入することで発生するケースが多いです。
そのため、屋根工事のプロである板金屋に依頼するのがおすすめです。
中でも、施工実績が豊富な板金屋へ依頼することで、施工不良を防げます。
雨漏り修理は原因特定が難しく、業者の経験によって仕上がりに差が出ます。
複数の業者をピックアップして、経験が豊富な優良業者を選ぶことをおすすめします。
優良業者の特徴は、主に以下の4つです。
・資格を保有している
・口コミで高い評価を得ている
・対応が丁寧である
・アフターサービスが万全である
優良業者の特徴を持つ板金屋に、雨漏り修理を依頼するようにしましょう。
雨漏り業者は、インターネットや電話帳から探すのが一般的です。
インターネットで探す場合、「〇〇(お住まいの地域) 雨漏り業者」「〇〇(お住まいの地域) 雨漏り業者 おすすめ」などと検索してみましょう。
インターネットで雨漏り業者を検索する場合、優良業者をピックアップできても対応エリア外の可能性もあります。
そのため、お住まいの地域に対応している業者を絞って探す必要があります。
インターネットで雨漏り業者を検索する際は、ご自宅があるお住まいの地域名を記載して探していきましょう。
ご自宅にある電話帳で探す場合は、すでに近隣の業者だけに絞られて掲載されていますので、対応可能かどうか調べる手間が省けます。
しかし、電話帳から業者の情報を得ることはできないため、1件ずつ連絡する必要があります。
なるべくインターネットを併用したり、雨漏り修理の依頼経験がある友人や知り合いに聞いたりして情報を集めることをおすすめします。
また、雨漏りの状況やいつ頃から発生しているかなど、メモを取っておきましょう。
メモを取っておくことで、雨漏り業者へ連絡する際にスムーズに状況説明ができます。
雨漏りを直す業者には、大手と地元専門店の2種類があります。
それぞれの特徴やメリット、デメリットを把握した上で、ご自宅の雨漏り修理に合った業者を選びましょう。
以下にて、大手の業者と地元専門店について詳しく説明していきましょう。
大手の業者の特徴は、リフォーム会社やハウスメーカーなど住宅に関する幅広い業務を請け負うことが多い点です。
また、大手のメリットは知名度が高いため安心感があることが挙げられます。
経験も豊富なので、的確な修理をしてくれる可能性が高いです。
また、詐欺や費用の水増しで悪い評判が広まると、大手にとっては大打撃となるため、悪徳業者である確率は低いといえます。
大手のデメリットは、工事価格が高いことです。
ほとんどの場合、施工は下請け会社へ依頼するため中間マージンが発生します。
大手が受け取る紹介手数料が施工費用に上乗せされるため、工事価格が高くなります。
また、施工は下請け会社が行いますが、依頼主との連絡は大手が担当するため、工事の要望があっても現場の職人へ伝わるのが遅くなる点もデメリットです。
地元の専門店は、対応エリアが事務所から迅速に駆けつけられる場所に限られている場合が多いです。
また、地域に密着した経営を行っているという特徴があります。
地元の専門店のメリットは、費用が安いことです。
一般的に大手よりも3〜5割ほど費用が安い傾向があります。
工事の受注から施工、アフターサービスまですべて自社で行うため、中間マージンが発生しません。
そのため、修理に必要な費用のみに抑えられます。
また、すべて自社で担当するため、依頼主の希望が現場へ伝わりやすい点もメリットです。
デメリットとしては、優秀な業者を見つけにくいことです。
大手より優秀な会社は多数ありますが、悪質業者もあるため見分けるのが難しいです。
口コミや担当者の対応などをチェックしてみて問題がなければ、優良業者といえるでしょう。
優良業者かどうか判断しにくい場合は、複数社から見積もりを出してもらう相見積もりを行うのもおすすめです。
見積書を比較して、工事価格や費用の内訳、施工内容などに不明瞭な点がなければ、優良業者と判断しても問題ないでしょう。
大切な自宅の雨漏り修理は、信頼感のある業者に依頼して確実に直してほしいものです。
しかし、信頼感のある屋根の修理業者の見分け方が分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際にチェックしやすいように、具体的に見分ける方法を紹介します。
建設業許可とは、500万円以上(建築一式工事では1,500万円以上)の金額の建設工事を請け負うときに必要とされる許可のことです。
申請にはいくつかの資格要件をクリアしていなければならず、簡単に取得できるものではありません。
申請を受けて、国土交通省または都道府県が適格だと判断すると、建設業許可を得ることができます。
建設業許可を得ていないからダメというわけではなく、許可を得ている業者は信頼度が高いということです。
建築業許可を得ているかどうかは、国土交通省の建設業者検索システムから検索できます。
リフォームパートナー協議会は、消費者が安心してリフォームを任せられるように加盟業者を育成・サポートする団体です。
リフォームパートナー協議会は、加盟業者に協議会独自の講習を受けることを義務付けています。
講習の内容は、分かりやすい見積書の作成方法、お客様に対するマナー、リフォーム産業の情勢などです。
加盟業者には、見積もりから施工まで丁寧で分かりやすい対応が期待できます。
加盟している業者は、リフォームパートナー協議会の公式サイトから確認できます。
地元で長年営業している業者は距離的に近い場所にあるので、トラブルが発生したときに駆けつけてもらいやすいです。
また、長く営業しているということは、それだけ知識や経験が蓄積されている可能性が高いです。
知識や経験を生かしてお客様から評価を得られる仕事をしなければ、評判が広がりやすい地元で長く営業を続けることはできないでしょう。
よって、地域に密着して長年営業している地元業者は信頼感があります。
自社職人がいるかどうかも、信頼できる業者選びのポイントの一つです。
職人を外注することが多い業者は費用面で不安があります。
職人を外注するとマージン(手数料)が発生するので、その分費用が上乗せされることがあります。
施工のクオリティが同じでも、外注しているところは高くなりがちです。
また自社職人を常用している業者は、依頼主からの信頼を得ており仕事が途切れずにあると推察できます。
国家資格を取得した職人がいるかを確認することは、信頼感のある業者を選ぶコツの一つです。
建設業の国家資格はさまざまありますが、いずれも専門的な知識と実務経験が必要な難易度の高いものばかりです。
屋根のリフォームなど住宅関連の国家資格をまとめました。
・建築板金技能士|屋根・管・板金工事業の専任技術者になれる
・かわらぶき技能士|かわらぶきに関する学科及び実技試験がある
・建築士|建物の設計・工事監理を行うプロフェッショナル
・施工管理技士|現場を含む工事全体の管理を行う
合格には一定の経験年数と実務的な知識が必要なので、国家資格取得者には信頼感があります。
ちなみに、ウチノ板金には、建築板金技能士・施工管理技士を取得した職人がいます。
雨漏り修理を業者に依頼するときに、一番気になるのが費用ではないでしょうか。
雨漏り修理は、雨漏りしている箇所によって費用が違います。
箇所ごとに費用相場を把握しておけば、業者の見積もりをチェックするときに役立ちます。
屋根、外壁、窓枠・サッシの雨漏り修理の費用相場を紹介しますので参考にしてください。
「雨漏りの修理を業者に依頼するとどれぐらい費用がかかるのだろうか」と悩んでいる方もいるでしょう。
屋根の雨漏り修理を業者に依頼した場合の費用は1~200万円です。
修理費用が変動しやすい要因として、部分的な修理で終わるか屋根全体の修理が必要になるかが挙げられます。
軽微な工事であれば数万円~数十万円で収まりますが、屋根全体の修理が必要になると100万円以上が必要になることもあります。
現場にもよりますが基本的に工事を行うときには足場の設置が必要になるため、追加で足場代(10〜30万円)が必要になります。
屋根の修理費用は振れ幅が大きいため、正確な費用を把握するなら修理業者に見積もりを依頼してみましょう。
外壁からの雨漏りの費用相場は、軽度のものであれば5~50万円です。
雨漏りがひどい場合は、80~230万円かかるケースもあります。
外壁の雨漏りが発生しやすくなるのは、外壁塗装や外壁材の劣化、自然災害で外壁が破損した場合などです。
外壁塗装の塗膜が劣化して保護機能が失われると、雨や紫外線の影響で一気に劣化が進み、雨水が浸み込みやすくなります。
外壁材が劣化してひび割れや変形が起きると、そのすき間が雨漏りの原因となります。
台風時の強風などで、知らないうちに何かがぶつかり亀裂などができると、雨漏りの原因となりやすいです。
窓枠・サッシからの雨漏りの修理の費用相場は、5〜25万円です。
窓枠・サッシからの雨漏りは、窓枠と壁のすき間を埋めているコーティングに劣化が起きていると発生しやすいです。
コーティング(シーリング)は、雨や風、紫外線の影響を受けて劣化すると、ひび割れたりすき間ができたりしやすいので注意しましょう。
また、窓枠・サッシ取付時に施工する防水処理(防水シートや防水フィルムの取付)の施工不良が原因となるケースもあります
雨漏りが発生した場合は、適切な応急処置が必須です。
修理業者が本格的な工事に来るまでの間、被害を最小限に抑えるために、適切な応急処置の方法を紹介します。
雨漏りが発生したときは、雨水が落ちてくる場所にバケツを置いて、水滴が床につかないようにしましょう。
天井が高く水滴に勢いがついてバケツの中で水はねするときは、バケツの下にタオルや新聞紙を敷くのもおすすめです。
雑巾やタオルをバケツの中に入れても、水はねを防ぐことができます。
バケツが見つからなければ、洗面器での代用も可能です。
屋根裏に入れる場合は、そこにバケツを置いておくのも効果的です。
雨漏りの応急処置で一番大切なのは、二次被害を起こさないことです。
雨漏りで被害を受けやすいのがカーペットや畳なので、まずはこれらをずらしておきましょう。
雨漏りの激しい場合などは、バケツやタオルで吸収させるだけでは間に合わないこともあるからです。
業者が修理にくるまで長期間応急処置を続ける場合、念のためカーペットや畳をずらしておくと安心できます。
雨漏りは木製家具にシミをつけたり、金属製の家具なら錆びつきの原因になったりします。
時間が経過すればするほど、被害は大きくなってしまいます。
家電に雨水があたると漏電して感電することも考えられるので、コンセントは必ず抜くようにしましょう。
漏電が原因で火災にでもなったら、住宅全体に大きな被害を受けることになります。
濡れる可能性がある家具や家電を、雨漏りが当たらない箇所に移動させておくことも、忘れてならない大切な応急処置の一つです。
雨漏りを放置すると、住宅にさまざまダメージを与えるリスクが発生します。
雨漏りの放置によって建物の耐久性は落ちて寿命が短くなります。
侵入した雨水が木材を腐食させ、鉄骨やネジなどの金属部分を錆びつかせるからです。
雨漏りで湿った木材はシロアリの格好のエサとなります。
シロアリが建物の骨組みとなる木材を食い荒らすと、建物の安全性に大きく影響します。
また、シロアリ駆除の予算も必要になるでしょう。
雨漏りで侵入した雨水は、湿気となってカビを発生させる原因にもなります。
家はカビ臭くなり、アレルギー症状などを引き起こすこともあります。
雨漏りを放置していると雨水が室内にも侵入してきて、天井や壁紙のシミとなることも多いです。
そうなると見た目が悪くなり、実際より老朽化して見えるようになります。
雨漏り修理は、施工不良を防ぐためにも専門業者へ依頼するのがベストです。
また、雨漏りの専門業者を探す場合は、詐欺をはたらかない優良な会社に依頼しましょう。
インターネットや口コミなどを活用して、安心して依頼できる雨漏り業者を探していくようにしましょう。
雨漏りや屋根修理の悩みは「じもと屋根修理」で解決が可能です。
なお「じもと屋根修理」ではドローンで屋根の点検ができます。直接屋根の状態を確認できるので興味がある方はぜひお問い合わせください。
内野 友和
この記事は私が書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。
20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。